親との関係

お久しぶりです。しばらくブログをご無沙汰してしまいすみません。

今日は、セラピストになってから感じていることをお話ししますね。

クライアントさんにセラピーを行う上で、(または、人生一般において)いちばん大きなポイントになっているのは、親(特に母親)との関係でないだろうか、と思います。

大抵の動物は、生まれてすぐ立ち上がったり、動いたり、親の動物と同じ行動をするのにそんなに時間はかかりません。

けれど、人間は他の動物よりも成長するのにとても長い時間がかかり、子供が成長していく間、ずっとそこには親の存在があります。

生まれたばかりの赤ちゃんは、この世界のルールを知りません。そして、自分の価値で一人で生きていくこともできません。だから、となりにいる自分の親をじっと観察し、親の真似をしながら自分のリアリティを探していきます。

つまり、ある程度の年齢になるまで、私たちの現実は親の現実だということです。

だから、私たちの性格や考えは、大人になっても、母や父やその他の自分のケアをしてくれた人と切り離すことはむずかしいでしょう。

私たちは生まれてくる時、親を選ぶことができません。運良く優しい両親に囲まれ幸せな家族を持てる人もいれば、残念ながらそうでない人もいます。

現在の世の中の状況では、親に何らかの虐待を受けたという方はとても多く、セッションにいらしゃるお客様の中でもそのようなお話しを伺うことが少なくありません。幸せで問題のない家族を持っている人の方が圧倒的に少なく、どんな家族も何らかの問題や課題があるようです。

もしも、あなたが幸せで問題のない家族に育てられたなら、それは幸せなことです。

けれど、もしも、そうでなかったとしても、立ち直り、やり直せないということでは決してありません。

虐待といっても、様々な状況があり、一般的に想像する体罰やネグレクト以外にも様々な形があり、大人になるまでそれが虐待だったと気がつかないこともあります。

また、虐待とは呼べないけれども、自分の人格形成にネガティブな影響を与えた環境や育てられ方などもあるかも知れません。

何気ないお母さんの言葉や態度、大きすぎる期待、条件付きの愛情表現、教育やしつけだと思ってきたけれど、実はとても傷つけらたと感じた出来事など、はっきりとした輪郭は持たずとも、子供の頃よく感じた寂しさや不安などは、大人になっても自分のどこかに隠れていたりするものです。

そんな自分に大人になってから向き合うのは、とてもしんどいものですし、自分の不調や、気持ちの沈みがそんなことに繋がっているなどと思いもしないかも知れまん。私自身も、とっても長い間、子供の頃に自分の置かれた環境が大人の自分に大きな影響を与えているとは思いもしませんでした。

なんであんなふうにされたんだろう。。もっと違うふうに育てられていたら。。周りの環境について、そう思うこともよくありました。でも、みんな、みんなの精一杯をやっていたのだと思います。

けれども、そんな痛みがあったから、自分を見つめたいと思うようになり、自分を見つけた分だけ、心は少し柔らかくなれたのかも知れません。自分の過去がなければ、私は自分の心にここまで興味を持つことはなかったかも知れません。

私たちは、セラピーなどで、自分と向き合い、ワークする分だけ、心には報酬があるのだと思います。それは、お金や成功というものと直接繋がっていないように見えて、自分の生き方やあり方を少しづつポジティブに変えてくれ、結果的に良い結果を生み出してくれる、人生の大切なプロセスだと思います。

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