私はできない?

自分の得意なことには気が付かないのに、自分ができないことや、やらなかったことはすぐに気がつく。『私って、やっぱりだめなんだ』と思ってしまう。

そんなふうに考えているのは、とてもストレスですよね。

そして、それは事実ではないと思います。

私たちには個性があり、なぜか出来ることと、なんとなく出来ないこと(自分にとって難しいこと)があって当然です。

私は子供の時、先生や周りの大人に、私の出来ないところばかりを見られて、『あなたは、これが全然出来ていない』と言われたことをよく覚えています。

パーフェクトだったらいい子、そうでなければ、いいところは特に認識せず、よくないところは『頑張ろう』。そういう言い方をよくされていました。

私は、好きなことと嫌いなことが、昔からはっきりしていて、興味のないことには、本当に興味がありませんでした(笑)でも、好きなことは、一人で何時間でもできる。それでは、『バランスが悪い』『好きなことしかしないワガママな子』だとよく言われました。

その時いつも、『私は私じゃだめなんだ』と思いました。私は自分自身でいることが、ワガママであり、自分勝手なダメな子なんだと感じていました。

自分自身に本当に正直になって思い出してみると、出来ないことに関して悔しいと思ったことはなかったように思います。出来ないこと、興味がないことについて、自分自身が悩んだことはありませんでした。

ただ、周りの大人が私を見る目を感じて、自分は無能なのかも知れないと思っていました。相手はそんなつもりではなかったのでしょうけれど、大人のがっかりした目を見て私が感じたのは、頑張ろうという気持ちではなく、ぽっかりした寂しい気持ちでした。

小さい頃、公園の階段でジャンプした時、何か一人で出来た時、大人に見て欲しくて『見ててね』といつも言っていました。それが、出来ないことばかり指摘されて、だんだん『見ないでね』になっていきました。

このお仕事を始めてから、同じようなお話をお客様からお聞きすることがあります。

人の才能は、本当に人それぞれです。だからその才能に見合ったように、得意じゃないことも人それぞれです。私たちには、それぞれの才能があるから、その才能に見合ったように不得意なこともあるのではないかと思います。

全て出来ることがバランスではなくて、出来ることと、出来ないことがあってバランス。

人間は完璧じゃないことが完璧なのかな?と今思います。

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